占い師の選び方

金を無駄に費やしてはいけない
すべての言葉を信用してはならない
最初の試験は、手さぐりし、吟味せよ
大きな出費に用心せよ

錬金術師サー・リプリーの言葉です。

錬金術師を選ぶ時のポイント的なものなんですけど、占い師や霊能者、その他スピリチュアルやヒーリングに携わるすべてに言えると思うんですよ。

「安かろう、悪かろう」もあるので、安ければいいというものでもないですが。

それから、どんなに優れた占い師でも、人間なので相性があります。
いくら人の評判が良くても、自分が違和感を感じるならやめておいた方がいいでしょう。

ちなみに私もただの人間なので、「この客、いやだな〜」と思ったらあっさり断っちゃいます。


でも、時に悩みが大きすぎると、正しい判断がつきにくくなる時があります。
自分では正しいと思っていても、傍から見れば明らかに騙されているような時。


モリエール「タルチュフ」などがいい例でしょう。

タルチュフ (岩波文庫 赤 512-2)

タルチュフという宗教家と出会った男性の話ですが、実はタルチュフはただの詐欺師だったという話。



自分の生活レベルが下がったり、笑顔が日に日に消えていったりしたら赤信号ですよ。