{今週のお題:心を動かされた映画}高潔な生き方 「ボー・ジェスト」

はてなダイアリーさんの今週のお題が「心を動かされた映画」ということなので、
いくつか書きたいと思います。

まずは、私の人生のバイブルと呼んでも過言ではない映画です。
今でも迷った時はこの映画の主人公を思い浮かべています。
「彼ならどうするだろう」と。

ボー・ジェスト [DVD] FRT-268

原題 : Beau Geste(1939)
製作年 : 1939年
製作国 : アメリ

キャスト:
ゲイリー・クーパー
レイ・ミランド
ロバート・プレストン
ブライアン・ドンレヴィ
スーザン・ヘイワード

孤児のジョン(レイ・ミランド)、ボー(ゲイリー・クーパー)、ディクビー(ロバート・プレストン)の
三兄弟はブランドン卿の養子として生活している。
しかし生活はあまり楽ではなく、夫人は密かに家宝の「青い水」と言われる宝石を
偽物にすり替え、本物を売ってしまう。
ボーは甲冑の中に隠れて遊んでいて偶然そのやり取りを目撃する。
15年の歳月が流れ、金策に困ったブランドン卿が「青い水」を売るために帰ってきた。
ボーは「犯人は自分だ」という書置きを残し、偽の「青い水」と共に姿を消す。
ジョンとディクビーも同じ書置きを残し、次々姿を消した。
やがて外人部隊で落ち合った三人だったが、ボーとディグビーは命を落とす。
ボーはいまわの際に手紙と包みをたくした。
数ヶ月後、それがブランドン夫人に届き、すべてを知ることとなる。
ボーは家名を汚さないため、すべての泥を自分でかぶったのだ。


まるで浄瑠璃にありそうな美しい生き方は、何度見ても気持ちが引き締まります。