{今週のお題：心を動かされた映画}第七天国

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原題 : 7th Heaven(1927)
製作年 : 1927年
製作国 : アメリカ

キャスト：
ジャネット・ゲイナー
チャールズ・ファレル　他

サイレント・映画です。

下水道の掃除婦をして生計を立てているチコ(チャールズ・ファレル)は
実の姉から暴力をふるわれているディアーヌ(ジャネット・ゲイナー)を救い出し
自分の家で一緒に生活を始める。
チコが住むのは「第七天国」。
安いアパートの７階だったが、彼らにとっては本当の天国だったのかも知れない。
虐待のトラウマからか、四六時中ビクビクしているディアーヌだったが
チコの優しさに徐々に心を開いていく。
やがて惹かれあう二人。
しかし、戦争が始まり、チコが召集されてしまう。
戦争に行く際、チコはディアーヌに時計を見ながら、
「僕は毎日この時間になれば、君の所に帰ってくる」と言う。
二人は離ればなれにされるが、毎日約束の時間が来るたびに、
遠くにいる相手に思いをはせる。

遠距離恋愛で破局するカップルが多い現代ですが、気持ちは
時間も空間も超える、ということをもう一度思い出してほしいと思います。

お互いの間に信頼があれば、物理的に離れていても、必ず思いは届きます。