弔辞 〜最近のマイブーム〜
弔辞というサイトがあります。
自分が死んだと仮定して、恋人及び友人からの弔辞がくるというもの。
やってみたい方、
※胸糞悪い結果が出力される可能性があります。
トップページにこのような注意書きがありますので、ご了承の上、トライしてみてください。
私の場合
http://choji.hanihoh.com/r/?k=09082231474a8ff5fb671d3
まずは彼氏からの弔辞
あまりに突然のことで、受け入れられないんだよ…占い師…。思えばここ数年、家では全裸で過ごすようになって、そこから病気がちになったんだよな…。だから「いくら家でも下着ぐらいはつけろ」と言ったろう…馬鹿…。
叶恭子さん…？
ぃゃ、服着てるよ！
占い師の出会ったころの印象は「天然ホステス」だったんだ。
どんな印象?!
女には警戒心を強めるわりに、男には壁をつくらず接してくるから、モテそうだなぁという印象があった。でも「なかなか振り向かれない相手」を好きになる、幸せになりにくいタイプだったよな…。死ぬまで治らなかったな、それ…。
女の子に警戒心なんてないって！
何かすっごい女の子に嫌われそうな女になってますが、そんなことないと思いたいです。
付き合うとき、実は占い師はおれのことをそんなに好きではなくて、「まぁ様子見」って感じで付き合ったろう？甘える様子もないし、おれのことはわりとどうでもよさそうだった。きっと、いつも別れる機会を伺っていたんだよな？まさかこんな形で別れることになるとはな…。
しょうがないじゃん！
こんな性格なんだから。
付き合ったからには、それなりに好きだったんだって。
それを「きっと、いつも別れる機会を伺っていたんだよな？」って。
どんだけ後ろ向き？
何か今、すっごい付き合ったことを後悔し始めてるんですけど！
付き合ってから時間が経ってからも、占い師とは本音でぶつかった気がしない。基本的にずっと冷めていたみたいだし、よく恋愛でキャピキャピしてる女を見て「けっ」と言いながらも羨ましがってたよな。そういう気持ちにさせてやれなくてごめんな…。でもどうしてそんな枯れた気持ちなんだろうな…生前、あまりみずみずしさがなかったように思う…。
だからこんな性格なんだって。
そんなにキャピキャピした恋愛したかったら、みずみずしい女の子探せばいいじゃん！
「どうしてそんな枯れた気持ちなんだろうな…」て、もうみずみずしくもキャピキャピもできない年だからしょうがないじゃん。
もう会えないなんて寂しいよ…。
心にもないセリフはやめてくれる？
占い師の「枝毛自慢」ももっと聞きたかったな…。
もっとほかの自慢を聞かせてあげたかったです…。
占い師がいなくなるなんて、考えたこともなかった。占い師がいなくなっても、おれは占い師の分も楽しく生きるから、応援してくれ…。今までありがとう。さようなら。
応援なんかするか!
え〜、続きましては友人からの弔辞。
信じたくないよ…占い師がもういないなんて…ひっうぇっ…。いくら家でも全裸で過ごしたら風邪ひくよって言ってるのに゛…そのまま病気がちになって死んじゃうなんて…。どこか南のほうの違う部族に生まれたほうがよかったんじゃないかな゛…ひっうぇっ…。
うん、南のほうの違う部族に生まれたほうがよかったかもね…
占い師が天国にいっちゃったって聞いてね、友達たちみんなで集まったんだよ゛…ひっうぇっ…。みんな「占い師を悪く言う人なんていなかった」「タフだし優しかった」って口々に言ってたよ゛…。女のコみんなに愛されていたんだね゛…女にはね…ひっうぇっ…。
女の子に嫌われてないよね？
えーと、ちょっと「…女にはね…」っていうのが引っ掛かる気もするんですが…。
占い師のね、元彼にも連絡しだんだよ゛…。でもも゛う忘れたい゛んだっで…ひっうぇっ…。「優しいふりして最後は冷たかった」って言ってたから、私から、葬儀に来るようには言いづらかった…。別れた人からは評判悪い゛んだね゛…ひっうぇっ…。
余計ないことしないでくれるかな？
元彼はもういいじゃん。
あと「別れた人からは評判悪いんだね」とかも余計なお世話だからね。
私はね、占い師の、男のコへのアプローチとか媚び方とかの上手さに憧れていだんだよ゛…ひっうぇっ…。もっと生きていてほしかったし、もっと見で学んでいだがっだな…男殺しの技を…ひっうぇっ…。
男殺しの技…？
…。それと、占い師の下着、オークションで売っておいたからね…ひっうぇっ…。占い師のこと、みんなに覚えておいてほしかったから…ひっうぇっ…。
売るなー！(# ﾟДﾟ)
オークションに出したら全然知らない人が落札するよね？
みんなに覚えておいてほしかったって何？
売上は自分の財布にしまうつもりだよね？
占い師、みんなより若々しさはなかったから、先に逝っちゃったんだね…ひっうぇっ…。さよう゛な゛ら゛…。
ほっといて！
あの、私が死んでも弔辞はいいです。
