四つの結婚 〜プライドと偏見〜

プライドと偏見 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

この映画を見た人の多くは「退屈」「じれったい」という感想が入っている。

確かに人の恋愛を傍観するのは退屈なのはわかるけど、実際の恋愛ってこんなものじゃかな。

この中には四つの結婚が出てくる。

リディア×ウィカム 情熱に身を任せた駆け落ちの末の結婚
ジェーン×ビングリー 最初から惹かれあい困難を乗り越えた結婚
エリザベス×ダーシー 最初は反発しあったが本音をぶつけ合ううちに本当にお互いに理解しあった結婚
シャーロット×コリンズ 美人ではなくお金もない行き遅れ女性の生活のための結婚

ストーリーの流れに逆らってあえてこの順番にしたのは、各年齢の結婚観に似ているからだ。

10代は情熱の延長で結婚したい→一番離婚率高そうだけど(-_-;)

20代前半は両想いの末に結婚したい

20代後半は自分というものがある程度出てくるので、反発の洗礼を超えてわかり合いたい

30代〜は相手もいないのにとにかく結婚したがっている
理由1位な「親が結婚しろという」2位「そろそろ子供が欲しい」3位「老後の不安」
もうね、時代は変わっても生活のために結婚したい人が後を絶たない。
でも今は昔と違って無理に結婚しなくても一人で何とか生きていける時代だから、これも後々離婚する確率が高くなる。

結局何が言いたいかというと、Easy come, easy go.
苦労しないで手に入れたものはすぐに手元から離れるということですよ。

なのに最近は結果を急ぎすぎるせいか、少し時間がかかるとすぐ他をあたろうとする。
こういう人は真剣に結婚や人生を考えて向き合ってないんじゃないでしょうか。
もし真剣に結婚や人生に向き合ってれば婚活浪人になんかなるはずがない。



もうね、この手の質問はめんどくさいので、最近は不法滞在の外国人をお勧めしてます。


…ってもう「プライドと偏見」全然関係なくなってるし。


高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1)
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