錬金術1 〜錬金術ってどんなもの?〜

ハガレン(鋼の錬金術師)」の話が出たので、ついでにちょっとずつ書いていこうと思います。

まず、錬金術とはどんなものか!そこからいきたいと思います。
ぃゃ、いきなり「ハガレン」見て、「これが錬金術かー」っていうのもどうかと思うので。

錬金術とは一言で言えば「変成」の術です。
一般的なのは「卑金属(黄金ではない金属)を金に変える」。
この卑金属を人間に例え、自分自身を探求し高める道とするものもあります。

錬金術ではこの卑金属のことをプリマ・マテリア(第一質料)と呼びます。

錬金術の過程
 〜「賢者の石」ができるまで〜
このプリマ・マテリアを熱や特別に調合した薬品で分解します。
そして再結合し、さらに過熱します。
   ↓
物質が黒く変化します。
これをニグレド(黒化)と呼び、物質の死を意味します。
   ↓
さらに過熱すると、前兆として「孔雀の尾」と呼ばれる美しい虹が現れ、密閉された容器の中で魂だけが抽出されます。
そしてこれが液体となり、適切な栄養と熱を与え続けると、白く変化します。
これをアルベド(白化)と呼び、純粋な形への再生を意味します。

ここでできた液体が「錬金薬液」です。しかしこれはまだ第一段階です。
これは物質を銀に変えることができるいわゆる「錬銀」溶液です。
   ↓
これを物質が赤くなるまで繰り返します。
これをルベド(赤化)と呼び、物質の最終的な完成を意味します。
この赤い物体こそ「賢者の石」です。
エリキシルティンクトラとも呼ばれています。



ハイ、この「賢者の石」さえ手に入れば、鉛や真鍮を金に変えることが可能なのだそうです。
エドとアルの体も元通り!ということです。

すみません、「錬金術の過程」はちょっと意味不明だったと思います。
フィクションだと思って、読んでいただければ幸いです。