占い師になるには…他、よくある質問

今日はお客さんからよく聞かれる質問を集めてみたいと思います。というか以下質問形式で書きます。

Q.ホロスコープ四柱推命、手相、タロット、姓名判断などありますが、どれが一番あたりますか?
質問の内容によります。
占いは大きく分けて、命・ト・相の3つにわけられます。
命とは、ホロスコープ四柱推命、姓名判断のような占いです。
自分の全体的な運命を見るにはこれがいいでしょう。
ト(ボク)はタロットやルーンのような占いです。
一つの問題や目の前の選択肢を選ぶ時に使います。
相は手相や人相などです。
その人が培ってきたものがでるので、これまでの人生を踏まえた大まかな流れがわかります。



Q.占い師になりたいのですが、どうしたらいいですか?
資格などないので、「私は占い師です」って勝手に名乗って、店出したらいいですよ。
とりあえず、上記の命・ト・相の3種類は身に付けておかないと、クライアントの質問には答えられませんが。



Q.どこかいい教室はありますか?
あるかもしれないけど、知りません。っていうか、人に教えてもらおうと思ってる時点で、あんまり占い師に向いてるとは…



Q.どうやって勉強したらいいですか?
四柱推命とか姓名判断は知らないけど、タロットに関してはここ読んで。



Q.そんなに勉強しなきゃいけないんですか?
ダ・ヴィンチは「画家になるなら解剖学を勉強しなくてはならない」と言っています。
しかも一見、関係ないような臓器まで研究しています。
占い師も人の人生を読み解くなら、タロットの絵解きに必要な宗教や神話だけではなく、文学をたしなみ、人の心や行動を把握する必要があります。
あー、それから客も日本人だけとは限らないので、やっぱりTOEIC700点はいりますよ。
タロットの勉強の前に英語やったら?



Q.人のために、と思って占いをしてるなら、無料でやるべきじゃないですか?
別に人のために、と思ってません。客が来るからやってるだけです。
だいたいタダに群がる人間ってロクなのがいませんから。
そんな質問をする人間と同じくらい乞食脳ですよね。
料金は私が客に課してるハードルです。「お金払ってでも聞きたい?」ということで。
この乞食脳め。



Q.タロットカードはもともと遊び用のカードだったのに、それで正しく占えるんですか?
そういう説もあるけど、本当のところはわかってないのに、何で決めつけてんの?
起源がどうであれ、現在のタロットカードは製作者がカードの図柄に様々な意図を盛り込んでいます。
そして、遊び用にではなく、占術用に作られています。
浅い知識をひけらかすな。



Q.風水がはやってますが、風水はやらないんですか?
やりません。
興味がないし、だいたい風水に群がる客は、幸せになりたい(物欲を満たしたい)けど、頑張りたくない人ばっかりなので相手する気にもなりません。



Q.占い師になりたいのですが、どういうことを心掛ければいいですか?
心掛けとかは特にないけど、占いの質問で一番多いのは恋愛、次に仕事(金運)です。
幸せな恋愛をしていて(結婚はしたければすればいい)、衣食住が満たされて、欲しいものが買える程度の仕事運(金運)があればいいんじゃないでしょうか。
非モテとか彼氏・彼女いない歴=年齢みたいな人に、「恋愛で成功するには…」とか言われても腹が立つだけだし、万年金欠人間に「どうやったら儲かりますか?」とか聞く人間はいないでしょう。

別に非モテで万年金欠人間が占いやってもいいんですけどね、客から見れば説得力がないので「お前はどうなんだよ!?」ってツッコミが入るだけです。






…だいたいこんなとこでしょうか。
聞きたいことがあれば、質問は受け付けます。
ありませんか、そうですか。