ブラック社員 in 欧州

ブログを読んでいるお客さんから7月21日の記事について「Carolineはキャロラインって読むんじゃないんですか?」というツッコミを受けてしまいました(^_^;)
確かに英語ならキャロラインですね。
でもフランス語圏の人なので、キャロリーヌで合ってます。あと、ヴィルジニー英語圏なら最後の「e」が「a」になってヴァージニアになります。ついでにグラサンもデニスじゃなくドニです。まぁ、どっちでもいいんですけど。
とりあえず国籍を問わず、英語のできる人が対象です。チャットでの占いは時差があるのでちょっと大変ですが。
ぃゃ、サマータイムで時差が7時間だから、今はまだいいか。冬は8時間の時差なので、夜中に目ざましを鳴らしながら応じたりもしましたよ。
…本当、メールだとありがたいです。

欧米のお客さんと日本のお客さんでは、やっぱり違いますね。欧米の人の方がしっかり自分を持っているというか、自分の足で立っている感じがします。それに比べ、日本のお客さんはちょっと占いに依存しすぎな人が多いような気がします。だからあんまり欧米にイタイ客はいないんですが、やっぱりたまにはいたりします。



というわけで今日は欧州のイタイ方のお話。


ブラックさん(仮名)は40代のIT関連の会社に勤める独身女性。母親と二人暮らしです。
鑑定の内容は…
糖尿病を患っており、医者から療養を勧められています。会社側も長期休暇を取っても席はおいてくれると言っていますが、私は休みたくありません。どうするのがベストですか?
占うまでもない気はしますが、鑑定結果もやはり長期休暇をとって療養すべき。
ブラックさんは休みたくない理由は書いていませんが、鑑定してみて見えてきた理由は二つ。一つは収入が落ちることを心配しているようです。また、彼女は役職に就いているようで、彼女が休暇に入ると他の人にそのポジションを奪われるので、それがいやなようです。しかも彼女のポジションに就くことになる人物を嫌っているようです。
まぁ、それはおいといて、とりあえず鑑定結果を伝えました。
わかりました。アドバイスを踏まえて、自分で答えを出します。

こんな感じで最初の鑑定は終わりました。



半年後、再びブラックさんからのメール。
結局療養することなく、仕事を続けています。
実は、今回ご相談したいのは、家のことです。
家を買おうと考えていますが、どうでしょう?

と、どこかの不動産会社のURLが添付されてきました。

………
何て言うか、すごい豪邸…。
内装は、ダイニングとリビングが同じフロアにあり、3段くらいの階段でしきられています。しかもリビングにはどっかの神殿みたいな柱(おそらく装飾用)が無駄に立っています。

NO−−−−−−!!!
はっきり言ってだめでしょう。
もし今の家に不満があるなら、新たに買うんじゃなく、今の家をバリアフリーとかにリフォームすべきでしょう。
とアドバイスしたんですけどね…
アドバイスありがとうございます。でも自分のインスピレーションを信じてみたいと思います。

まぁ、ご勝手に。

その後、ブラックさんから連絡はありませんでした。また、私の方からお客さんに連絡することもしておりません。

しかし1年後、たまたまブラックさんを知る人から、鑑定の依頼がありました。で、ついでに今ブラックさんがどうなったのか聞いてみたんですが…
大変なことになってました(汗

あの後、ブラックさんは豪邸を購入し、母親と二人で住んでいたのですが、ある日、母親がリビングとダイニングにある階段で転び、大たい骨を骨折→車いす生活。
そしてブラックさんは、放置していた糖尿病が悪化し失明。

だから言ったじゃないですか。

ドーーーーン!