九州のソウルフード 兵六餅

香川に来てショックを受けたこと…それは誰も兵六餅を知らなかったということ!
そういえば、香川で売ってるのを見たことがない気もしますが…。

兵六餅とは、鹿児島のお菓子ですが、九州全土で売られており、九州の人間なら必ず一度は口にしているというお菓子です。ちなみに大阪でも売ってたそうです(←大阪の人に聞いた)。

パッケージはこちら↓

「いいから尻をかくせ!」とツッコミたくなるような兵六のTバック、周りに浮かぶ人魂。
セクシーさとホラーを兼ね備えたパッケージに九州人の意気込みとセンスを感じます。
このデザインについては、米軍政下の昭和24年に「パンツ問答」事件が起こりますが、米軍の「パンツをはかせろ」という指導に対し、「これはパンツをしているのだ。“ふんどし”をしている。“ふんどし”はジャパニーズパンツである。隠すべき所はちゃんと被ってある。」と兵六はTバックを貫きます。(セイカ食品株式会社 会社概要より)

さて、この兵六とは誰か。
これは毛利正直・作の「大石兵六夢物語」の主人公・大石兵六です。

大石兵六夢物語

大石兵六夢物語

ざっくりしたストーリーはこちらから。
人魂は兵六が妖怪と闘ったりしてるからなんですが、これではどう見ても兵六が亡霊…。

さて、気になるお味の方ですが、全体的に抹茶味で、後から海苔の風味がじわじわ追いかけてきます。食感はボンタンアメと同じです(会社が同じだから)。

って、兵六餅は四国にないだけで全国的には売ってると思うのですが、どうなんでしょう…(^_^;)
近くに売ってないけど、食べてみたいという方はこちら↓をどうぞ。
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