司法書士は占い師に人気の職業!?

年に数件、同業者(タロットだけじゃなく占い師全般)からの鑑定依頼もあります。内容は、占い師ならではのお悩みとか個人的なこととか様々ですが。
そんな中に年に3〜5件ほど司法書士を受けようかと思っていますが、適性などはどうでしょうか?」みたいな内容の相談があるんですよ。
なぜか、弁護士でも社労士でもなく、司法書士

何で???
不動産の登記とか遺産相続の仲裁とかしたい訳?
それとも弁護士だと司法修習生とかあって面倒だけど、司法書士なら受かれば即開業できるから?社労士より司法書士の方が格好付くから?
あ、もしかして、客が来なくて暇だから、難易度の高い国家資格を勉強する時間がたっぷりあるから?
ダーリンが仕事上、よく法務局行んですね。で、法務局には県内の全司法書士の写真が飾ってあるんだけど、開業して1年もしないうちに、写真が裏返ってる(=廃業)人が結構いるって言ってた。新規参入するなら相当の営業力が必要な訳だけど、それだけ営業力があればそんな暇もない…はず。。。
確かに、占い師は法律を知っておく必要はあるって言ったけど、別に資格取れとは言ってないし、だいたい司法書士の勉強で必要な法律が全て実用的とは限りません。そこまで時間を割いて資格取って何がしたいんだか…。
…「先生、先生」って呼ばれてちやほやされながら金稼ぎたいとか…?
占い師になった理由もそれだったりして。。。


…こういう質問をしてくる人全員に共通して言えることは、だいたい月10万以下の収入か、辛うじてそれは超えるものの希望金額に満たない収入です。
占い師を騙る詐欺師もいてそういう奴に限って稼いでいるので、占い師の実力=稼ぎとは言い切れない世界ですが、最低限必要な金額が稼げないというのは、占い師としては三流にも満たないと考えて差し支えはないかと。
そんな三流以下の占い師なので、個人的には、とっとと廃業してしまえ!と思っています。
だって…司法書士なんか勉強する暇があったら、他にすることあると思いません???


占いの勉強ですよ!
占いなんて一度足突っ込んだら、一生学びの世界じゃないですか。これだけしたからもう占いは完璧!なんて言えるものはないんですよ。
司法書士とかうつつを抜かしてる暇あったら、占いの勉強でもしてろ!

私はタロット占い師なので、タロットのことしか分からないので、以下はタロット占いのことになりますが、占い師を見分ける方法にもなるので、一応、お客様の立場の人もチェックしてください。
まず、タロットの文献としてまともなものが国内(日本語)では、数冊しかありません。当然、それでは事足りないので、必然的に英語の文献を読む必要が出てきます。なので、英語が苦手というタロット占い師はハズレだと思ってください。他にもラテン語圏の言葉少々と、ヘブライ文字が読める、意味が分かる、程度は必須です。
あと、聖書。

聖書 旧約続編つき - 新共同訳

聖書 旧約続編つき - 新共同訳

↑こういうちゃんとしたやつ。外典(最近は続編というらしい)がきちんと付いているもの。
間違っても↓みたいなので、聖書読んだ気にならないように。「聖書を読んでみてるんですけど、全然意味が分からなくて…」というのもよく聞きますが、そういう人はタロットには向いていないので、即刻手を引いてください。

それからホロスコープも基礎の基礎くらいだけど、必須です。そういうシンボル多いですよね、タロットに。あとは、世界の古典や神話など。



と言う訳で、占い師でいるにはまだまだ学ばなくてはいけないことはたくさんあります。金が足りないならパートやアルバイトをすれば済むことです。
で、パートやバイトの話になると…
「どのような職種がいいでしょうか?」
……。時給1000円以下の仕事にそんな高いスキルは求めていませんよ。そこ普通条件で選ぶでしょ!家からの距離とか、時給とか、時間帯とかから選ぶもんでしょ。そういう所からしてズレてるというか…。
仮に業種で選んで、家から片道1.5時間とかだったらどうするの?


本当にもう辞めたら?