高橋葉介

私が高橋葉介の本に出会ったのは、小学3年の頃。
初めて買ったのはこれでした。

クレイジーピエロ

クレイジーピエロ (マイコミックス)

クレイジーピエロ (マイコミックス)

東京三世社から出版されており、価格は何と\690。小学生の私にはかなりイタい出費となりました。
しかも、まさかの表紙買い。
…病んでたのかな。。。
ストーリーは血に飢えたピエロが、悪い奴を殺して殺して殺しまくるという話でした。話が進むにつれてピエロの耳がどんどん伸びていったのが印象的でした。最後の方は本当にこんなロバみたいな耳になってました。




そして中学生になって出会ってしまったのが、夢幻紳士 怪奇編

徳間書店から出版。全3巻。(↑たぶん実家にある)
今、手元にあるのはこちら。

高橋葉介作品集 (11) 夢幻紳士 怪奇編1

高橋葉介作品集 (11) 夢幻紳士 怪奇編1

1992年に朝日ソノラマから出ていたもので、未収録作品が1つ追加されているものの、内容は上と同じ。全2巻。
大まかなストーリーは、昭和初期の東京を舞台に、探偵・夢幻魔実也と彼の周辺で起こる怪奇事件を描いた作品。
事件を解決と言うよりは、傍観してるうちにオチがつくみたいな感じが多いように思います。


今思えば、中学時代の理想の人でした。何て言うか、恋愛の延長線上にある結婚の現実を見る限り、結婚=人生の墓場にしか見えず、そんな人生を送るよりは、夢幻氏のような人と一夜を共にしてそれを一生の思い出として生きていく…みたいなのに憧れてました。
すみません、中二病を患ってました。






こちらは少年探偵・夢幻魔実也のドタバタ・コメディー。時代はやはり昭和初期ですが、怪奇編の夢幻氏とは別人だそうです。

「夢幻紳士」は高橋葉介の代表的シリーズで、昭和初期の日本を主な舞台とし、黒衣の探偵「夢幻魔実也」を主人公とする。
作品・シリーズによって作風や設定が大きく異なり、これらは基本的には世界観が異なる物語として、主人公「夢幻魔実也」も別世界における同姓同名の別人物という形で相互に関連しないように描かれている。

Wikiより
この後、1992〜96年にかけて「ネムキ」で夢幻外伝という続編が連載されたり、幻想篇・逢魔篇・迷宮篇とシリーズ化しています。


そして夢幻魔実也の孫に当たる九段先生が活躍するのがこちら。

学校怪談 15 (少年チャンピオン・コミックス)

学校怪談 15 (少年チャンピオン・コミックス)

学校怪談
1〜5巻までは山岸という男子生徒が、次々と不思議な体験をするという読み切りもの。
6巻から九段先生が出ます。

そう言えば、九段先生が結婚した時、ハガキが来たな〜w

「学校怪談」の次に登場したのが「KUROKO」

Kuroko 1―黒衣 (少年チャンピオン・コミックス)

Kuroko 1―黒衣 (少年チャンピオン・コミックス)

そう言えば、「学校怪談」と「KUROKO」の皆さんからおめでとう 21世紀って年賀状が来たっけ。


それに続いて連載が始まったのが恐怖症博士(ドクター・フォービア)。




ドクター・フォービアからは、残暑お見舞いが来て余計に暑苦しかったっけ。





あと私のお気に入りはこれ!

悪夢交渉人

悪夢交渉人

悪夢を回収する能力を持った夢継渉という大学生の男の子の話。シリーズ化してくれないかなぁ。
もちろん、夢継渉くんからも年賀状が来ましたよ!




それから童子のポーチもいただきました。

タロットでも入れようかしら。






「もののけ草子」とか「顔のない女」とか、紹介したい作品はいろいろあるのですが、もう飽きて来た。


最後に高橋葉介先生の最新刊をUPして終わりたいと思います。

怪盗ミルク

怪盗ミルク

高橋葉介公式ウェブサイトはこちら