聖ヨハネ、実は女性? 〜最後の晩餐2〜
別に「ダ・ヴィンチ・コード」をパクッってるわけじゃありません。
「ダ・ヴィンチ・コード」では聖ヨハネとキリストの体のラインが\/になっていて聖杯を意味していて、そもそも聖ヨハネじゃなくマグダラのマリアだったという話でしたよね。
結局、実際のところは誰にもわからないし、おもしろい説だと思いますが、個人的にはフィクションとして割り切ってます。
この絵の中でキリストは完全に孤立しており、弟子たちはバルトロマイ・ヤコブ(小)・アンデレ、ユダ・ペテロ・ヨハネ、トマス・ヤコブ(大)・フィリポ、マタイ・タダイ・シモンの4つのグループと見ています。
キリストを裏切ったユダ
キリストを愛したペテロ
キリストに愛されたヨハネ
愛憎紙一重というか(ちょっと違うか)、愛と裏切り、愛し愛される、といった愛の対局を一か所にまとめて描いている部分だと思います。
聖ヨハネが女性だったんじゃないか、という話に戻します。
ただ何となく「岩窟の聖母」に似てるな〜と思っただけです。
もともと聖ヨハネは一番若い弟子で、どの宗教がでもヒゲなどを描かずに中性的に描かれています。
だから「ダ・ヴィンチ・コード」もマグダラのマリアかも!?となったわけですが。
左が「ユダ、ペテロ、ヨハネ」の部分、右が「岩窟の聖母」。
似てません?
少なくとも同じ人をモデルにしてるんじゃないかな。
実際、ダ・ヴィンチはモデルを何通りにも使いまわしていたし。
というわけで、聖ヨハネのモデルは実は女性だった!と言ってもいいんじゃないでしょうか。