「聖☆おにいさん」10巻

聖☆おにいさん(10) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(10) (モーニング KC)

出ましたね。
ということで、イエスのとこだけ、元ネタのご紹介をします。

●私の血と肉

はい これは私の血である



ああ…私の肉(パン)か…

よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
わたしは命のパンである。
あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。
わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は、いつまでも生きるであろう。わたしが与えるパンは、世の命のために与えるわたしの肉である」。
そこで、ユダヤ人らが互に論じて言った、「この人はどうして、自分の肉をわたしたちに与えて食べさせることができようか」。
エスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。人の子の肉を食べず、また、その血を飲まなければ、あなたがたの内に命はない。
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者には、永遠の命があり、わたしはその人を終りの日によみがえらせるであろう。
わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物である。
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者はわたしにおり、わたしもまたその人におる。
ヨハネによる福音書6章47-56

エスがパンと葡萄酒を食べる時に弟子たちに言った言葉です。
…食欲がなくなります。
以来、教会では、ワインとパン(薄いせんべいみたいなの)がふるまわれるようになりました。

リア充、怖い

君はなぜリア充が怖いんだろうね……


この聖母子はなぜリア充が怖いんだろうな……


これはあくまで憶測ですが、キリスト教が広まり始めたので、ローマから迫害を受けたんですが…
ローマって何かリア充な感じじゃないですか!
それに引き換え、キリストは、税を取り立ててたザアカイとかマグダラのマリアとか、結構ボッチと仲良しでした。
…と言うわけで、ボッチのそこの君!クリスチャンにならない?
なりませんか、そうですか。


●自分の名のついた十字架

どうせあなた方みたいに自分の名のついた十字架もありませんよ……
でもそれが何か!!!
ここで怒鳴られているアンドレとかペトロは自分の名前のついた十字架というものがあります。
これが聖アンドレの十字架↓

アンドレがこんな風に処刑されたので…

まぁ、実際のところは「異国風の十字架」と伝えられているだけで、本当にX字だったのかは分かりませんが。。


そしてこれが聖ペトロの十字架↓

ちゃんと「天国の鍵」も付いています。
ちなみにペトロはこんな風に処刑されました。


●マリア様がいっぱい


マリア(姉)については、すみません!
良く分からないです!!
だって、一応、イエスはヨセフとマリアの第一子なので、イエスにマリアって名前のお姉さんがいたっていうのはちょっと考えにくいし…。
もしかして、めんどくさい姉(マルタ)がいるマリアってことかもしれません。それともモーセの姉のミリアム(=マリア)のことかもしれません。
マリア(油)マグダラのマリアちゃんのことです。
マリア(石)いわゆる「罪の女」って言われている彼女のことかと…。でも名前出てきてないし…。
どうせこの辺はクリスチャンでもきっちり区別できていませんし…詳しくは、Wikiを参照してください。
マリア(おば)聖母マリアの姉でクロパの妻のマリアのことです。
マリア(第一発見者)ここにあるように、イエスの弟子のサロメ・マリアのことだと思います。たまにクロパの妻のマリアとごっちゃになったり、ヘロデの娘とごっちゃになったりしてます。



…というわけで、聖書の中には「マリア様がいっぱい」



…いかがだったでしょうか。
マリア様に関してはクリスチャンでもごっちゃになってます。